24時間かけ放題が使える格安simをお探しですか?
時間制限のあるかけ放題ではなく、24時間かけ放題なら通話時間を気にしないで、いつでも電話をかけることができますね。
現在、時間制限のあるかけ放題ではなく、24時間かけ放題が使える格安SIMは、3社のみあります。
※一時期は、楽天モバイルでも、24時間かけ放題が使えましたが現在は廃止になっています。
ただ、選ぶ格安SIMによっては、通話アプリが必要になったり、通話品質(回線が異なる為)に違いがあったりと様々です。
ですので、はじめに結論をお伝えしておきますと、電話回線が利用できる格安SIMを選んでおくことで、通話アプリも必要なくキャリアと同じ通話品質で、24時間かけ放題を利用できます。
では、1つ1つ説明していきます。
※24時間かけ放題は「完全かけ放題」や「無制限かけ放題」、「通話し放題」と言われることもありますが、こちらでは全て「24時間かけ放題」としてお伝えします。
目次
まずは結論!格安SIMで24時間かけ放題を使うならここがおすすめ
※ワイモバイルの24時間かけ放題は(スーパー誰とでも定額オプション「月額1,080円」)の加入が必要です。
現在、24時間かけ放題が使える格安SIMを選ぶなら「ワイモバイル」がおすすめです。
なぜなら、キャリアと同じ電話回線で通話品質が一番よく、通話アプリなどを使わなくても、かけ放題が使えるからです。
また、一番トータル料金を安く使うこともできるからです。
ただし、1台のスマホで仕事とプライベートとの電話番号を分けたい人には、IP電話回線でしか利用はできませんが、イオンモバイルもおすすめです。
イオンモバイルの24時間かけ放題では、050の電話番号をもらうことができるので、090と050の電話番号と分けて利用することもできます。
24時間かけ放題が使える格安simは3社のみ
24時間かけ放題が使える格安simは3つあり、月額料金と特徴は以下となっています。
格安sim | 24時間かけ放題の 月額料金 |
特徴 |
---|---|---|
イオンモバイル | 1,500円 | ドコモかauのスマホは そのまま使うことができる。※1 |
ワイモバイル | 1,080円 | キャリアのスマホは SIMロック解除しないと使えない。 |
QTモバイル | 2,500円 | ドコモ、au、ソフトバンクのスマホは そのまま使うことができる。 |
※1auのスマホはau VoLTEに対応しているスマホで、機種によってはSIMロック解除していることが条件です。
契約時にスマホとSIMをセットで購入したい方は、どの格安simを選んでもSIMロック解除などを気にしなくても大丈夫です。
簡単な特徴として覚えておいてくださいね。
格安simの24時間かけ放題はどんな人におすすめ?
まず、キャリアの24時間かけ放題は「2,700円の月額料金」がかかります。
しかし、格安simの24時間かけ放題は1,080円〜2,500円程度で使うことができます。
この時点でキャリアより約200円〜1,700円程度安いのでお得なのは間違いありません。
通話料金は、「どちらも30秒で20円(1分間で40円)」ですので「月額料金÷40円(1分間)」で計算しますとこうなります。
1回でも25分以上続けて電話をかける人は加入がおすすめ
格安sim | 料金 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
ワイモバイル | 1000円分÷40円 | ひと月に25分以上連続で 通話をする方におすすめ |
イオンモバイル | 1500円分÷40円 | ひと月に38分以上連続で 通話をする方におすすめ |
QTモバイル | 2,500円÷40円 | ひと月に63分以上連続で 通話をする方におすすめ |
という結果になります。
ですので、ひと月に最安値の24時間かけ放題を使いたい場合は以下がおすすめです。
- 25分間以上続けて電話をかけない方には必要なし
- 25分間以上続けて電話をかける方は必要あり
長く電話をかける方には、通話料金を節約できるので加入した方が良いですね。
24時間かけ放題が使える格安simの料金とサービスの比較表
イオンモバイル | ワイモバイル | QTモバイル | |
---|---|---|---|
対応回線 | docomo、au | ワイモバイル | docomo、au、softbank |
24時間かけ放題 の月額料金 |
1,500円 | 1,080円 | 2,500円 |
利用できる simの種類 |
音声通話sim
データ通信sim |
音声通話sim | 音声通話sim |
通話方式 | IP回線 | 電話回線 | プレフィックス回線 |
通話アプリ | 必要 | 不要 | 必要 |
通常の 通話料金 |
30秒20円 | 30秒20円 | 30秒20円 |
おすすめプラン 月額料金 |
1,380円:2GB | スマホプラン:2GB | 990円:3GB softbank回線は1,240円 |
トータル 月額料金 |
2,880円〜 | 2,786円〜 | 3,390円〜 |
通話アプリ | 必要 | 不要 | 必要 |
特徴 | 無料WiFiを使えば 海外から日本へ かけても、かけ放題 が適用になる |
電話回線を使う のでキャリアと同じ 通話品質 |
どの回線でも 24時間かけ放題が使える |
こちらのトータル月額料金は2GB〜3GBのプランを申し込んだ場合の料金で記載しています。
※3社で、月々のデータ量をもっと多く使いたい場合は、もう少し月々の料金は高くなるとお考えください。
通話アプリを使うか?
通話アプリを使うかどうかですか、まずは格安simの「かけ放題」には以下3つの回線があります。
- キャリアと同じ電話回線
- プレフィックス回線
- IP電話回線
3つの回線の特徴
回線 | 特徴 |
---|---|
電話回線 | キャリアと同じ通話品質 |
プレフィックス回線 | MVNO専用の「通話アプリ」を使うか「プレフィックス番号」を電話番号の先頭につけて電話をかけないと通話料金が安くならない仕組み |
IP電話回線 | IP電話回線は電話回線ではなく、「データ通信回線を使った通話方式」なので、電波の悪い場所では、通話中に途切れるといったデメリットがある |
格安simでは通話アプリを使って電話をかけないと「かけ放題」が適用にならずに、通常の通話料金(30秒20円)がかかってしまいます。
※通話アプリを使わない場合は、電話番号の先頭にプレフィックス番号をつけなくてはいけません
しかし、ワイモバイルは通話アプリを使わなくてもプレフィックス番号をつけなくても、かけ放題が適用になります。
ですので、通話アプリを使いたくない人はワイモバイルがおすすめです。
また、ワイモバイルならキャリアと同じ通話品質で電話をかけることもできます。
格安sim共通の適用されない電話番号について
格安simでは、以下の番号帯には無料通話(かけ放題)の適用がされません。
- 一部緊急通報(110番、118番、119番)
- 留守番電話センター
- ナビダイヤル
- テレドーム
- 番号案内
- 国際電話など
こちらは、全ての格安SIMで共通ですので覚えておいてくださいね。
安く使えるか
こちらでは、以下の料金プランで比較していきます。
- ワイモバイルの一番安い月額1,980円からの2GBプラン
- イオンモバイルの月額1,130円の2GBプラン
- QTモバイルでは2GBに近い3GBプラン
この中で、QTモバイルは月額料金が一番高いのでおすすめではありません。
この中で最も安く使いたい人は、月額トータル2,880円からのワイモバイルがおすすめです。
ただ、イオンモバイルの24時間かけ放題は、050の電話番号を持つことができ、データ通信SIM(月額480円〜)でも24時間かけ放題を使うことができます。
090の電話番号はいらない人は、イオンモバイルなら安い月額料金で利用する事もできます。
24時完全かけ放題が使える格安simの選び方
先ほどもお伝えしましたように、2019年5月現在、24時間の完全かけ放題が使える格安simは、以下の3社です。
- イオンモバイル
- Ymobile(ワイモバイル)
- QTモバイル
イオンモバイル(プライベートと仕事と電話番号を分けられる)
プライベートと仕事の電話番号を分けたい方向けの格安SIMは、イオンモバイルです。
イオンモバイルの通常の通話料金は「30秒20円」ですので、月額1,500円で24時間かけ放題が利用できます。
イオンモバイルの料金プラン
左が音声通話SIMのプラン、右がデータ通信SIMのプランとなっています。
最安値だと音声通話SIMが月々1,140円(500MB)から利用でき、24時間かけ放題(月額1,500円)がセットでも、月々2,630円で使うことができます。
ただ、500MBの通信量は少なすぎますので、アプリなどの更新でもすぐにデータ量がなくなってしまいます。
自宅にWiFiを持っている人以外は、もう少しデータ通信量が多いプランの契約がおすすめです。
ドコモとauの対応しているスマホが使える
イオンモバイルは、ドコモ回線とau回線が使えます。
ドコモのスマホをお持ちの方は、対応機種であればSIMカードを入れ替えるだけで、スマホをそのまま使うことができます。
ただし、auのスマホをau回線で使う場合には、以下の条件が必要になります。
- au VoLTE端末である事
- SIMロック解除している事
2つの電話番号を持つこともできる
イオンモバイルの24時間かけ放題は、IP電話回線網を使っており、050の電話番号がもらえデータ通信SIMの契約でも24時間かけ放題を利用することができます。
ということは、音声通話SIMを契約した人は、090と050の電話番号を2つ持てて、電話番号を仕事やプライベートと分けて使う事ができます。
解約をしても違約金がかからない
基本的に、格安SIMでは、データ通信SIMの契約のみ、契約期間や違約金がなくいつでも解約ができます。
ただし、音声通話SIMの契約には、約1年間の契約期間があるのがほとんどで、契約期間内の解約には違約金がかかってしまいます。
でも、イオンモバイルには、データ通信SIM、音声通話SIMのどちらを契約しても契約期間や違約金がなくいつでも解約ができます。
もし、使ってみて不満があった場合には、違約金がかからずにいつでも解約することができます。
WiFi環境があると月額料金を節約できる
イオンモバイルの24時間かけ放題は、通話料金は発生しませんがデータ量(1分間の通話で250KB)だけが消費する仕組みです。
- 1時間にすると15MB
- 10時間で150MB
- 24時間で約360MB程度
- 100時間で1.5GB
WiFiが使える場所で電話をかけると、スマホのデータ量通信を節約する事もでき、小さいデータ通信量のプランの契約をして月額料金も節約できます。
データ通信SIMなら最安で1,980円で使え、音声通話SIMなら最安で2,630円で使うことができます。
イオンモバイルの24時間かけ放題の特徴のまとめ
- データ通信SIMの契約でも050の番号を持てる
- 音声通話SIMを契約しても違約金がない
- 無料WiFiを使うと海外から日本への通話もできる
- 端末と格安simをセット購入すると好きな回線が使える
イオンモバイルは、国内全ての固定電話や携帯電話、PHS、IP電話へ電話をかけることができます。
また、データ量の消費だけで済みますので、通話料金が高額になる心配もありません。
ワイモバイル(通話品質がよくアプリなしでかけ放題がかけられる)
ワイモバイルは、通話アプリを使わずに「かけ放題」をかけられ、キャリアと同じ電話回線で高品質な通話ができる格安SIMです。
ワイモバイルの通常の通話料金は30秒20円ですので、たくさん電話をかける方には月額1,080円の24時間かけ放題は安くておすすめです。
また、スマホ以外のガラケーでも24時間かけ放題を使うことができます。
ワイモバイルの2つの料金プラン
スマホで利用できるプラン
スマホで利用できるプランは、2GBなら月額1,980円〜使うことができます。
月額1,080円の24時間かけ放題(スーパーだれとでも定額オプション)とセットでも、月額3,060円から使うことができます。
ガラケーで使える料金プラン
ガラケーの料金プランは、携帯電話(ガラケー)をセットで購入して使えるプランとなってます。
月々の料金は934円〜とキャリアと比べても安く利用でき、24時間かけ放題オプションをつけても月額2,014円〜使うことができます。
通信速度が速く快適
上の画像は、ワイモバイルの通信速度を計測したものですが、ダウンロードが65.4Mbpsも出ていますので、ネットでも高画質の動画の視聴でもストレスなく快適に視聴することができます。
他社の格安SIMは、1Mbps〜3Mbpsの通信速度が出ていれば良い方ですので、ネットをストレスなく使いたい人にもワイモバイルはおすすめです。
通話品質にこだわりたい方にもぴったり
通常の格安simの「かけ放題」には、3分、5分、10分と時間に制限のある「かけ放題」がほとんどです。
でも、ワイモバイルの24時間かけ放題は、時間に制限なく電話をかけられ、キャリアと同じ電話回線を使って通話ができ、3社の中では一番通話音がキレイです。
これなら、お店の予約から、家族やお友達と長時間の通話、大切なお仕事の電話をしても聞き取りやすく、高額な通話料金も毎月来ないので安心です。
スマホを購入する事もできる
ワイモバイルでは、契約時にスマホをセット購入する事ができます。
また、スマホを持っている人は、SIMのみの契約もできるので、ワイモバイルで対応しているスマホなら、スマホのSIMロック解除をすると、今お持ちのスマホをそのまま使う事ができます。
スマホでもガラケーでも24時間かけ放題が使える
ワイモバイルでは、先ほどお伝えしました、スマホプランとガラケーのプランの2つが用意されています。
※スマホプランには、10分間の通話が何回かけても無料になる10分かけ放題が初めからセットになってます。
もし24時間かけ放題が必要なくなった場合には、いつでもオプションを解約できますので、ひと月ごとに一番最適な使い方ができます。
ワイモバイルの24時間かけ放題の特徴のおさらい
- スマホのプランでも24時間かけ放題が使える
- ガラケーのプランでも24時間かけ放題が使える
- キャリアと同じ電話回線が使え通話品質が良い
キャリアと同じ通話品質で24時間かけ放題を使いたい人は、ワイモバイルを選んでおいて後悔することはありません。
通話音が聞き取りやすくストレスになることもなくおすすめです。
softbankのiPhoneをそのまま使いたい方向けの格安sim
ワイモバイルとイオンモバイルでは、softbank回線には対応していません。
ですので、QTモバイルは、SIMロック解除していない、softbankのiPhoneをそのまま使いたい場合にもおすすめです。
QTモバイルの料金プランは2種類
docomo回線とau回線のプラン料金
softbank回線のプラン料金
QTモバイルでは、docomoとau回線の3GBプランなら月額990円、softbank回線の1GBプランなら1,140円で使うことができます。
softbank回線お料金は少しだけ高いのですが、以下のようなメリットがありおすすめです。
softbankのiPhoneがそのまま使える
QTモバイルの、softbank回線ではsoftbankのiPhoneをそのまま使うことができます。
利用可能なiPhoneは、以下となっています。
- iPhone XS
- iPhone XS MAX
- iPhone X
- iPhone 8 /8Plus
- iPhone 7/7Plus
- iPhone SE
- iPhone 6s/6sPlus
- iPhone 6/6Plus
- iPhone 5c/5s/5
もし、SIMロック解除できないiPhoneをお持ちで、24時間かけ放題を使いたい場合は、QTモバイルが一番最適です。
まとめ
簡単に、「イオンモバイル」と「ワイモバイル」、「QTモバイル」の24時間かけ放題に付いてお伝えしました。
それぞれの特徴を簡単にまとめますとこうなります。
イオンモバイルは、音声通話simでもデータ通信simでも24時間かけ放題が使え、050の番号が使えプライベートと仕事で使い分けたい方にもぴったり。
ワイモバイルは、キャリアと同じ通常の電話回線が使え、キャリアと同じ通話品質で通話をしたい方にはぴったり。
QTモバイルは、softbank回線が利用できますので、softbankのiPhoneで24時間かけ放題を使いたい方にぴったりです。
ぜひ、あなたに合った格安simを選んでくださいね。