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LINEモバイルとUQモバイルはどっちがおすすめか?
いきなり結論からになってしまいますが。
ドコモのスマホをそのまま使いたいならdocomo回線のLINEモバイルがおすすめ。
auのスマホをそのまま使いたいならau回線のUQモバイルがおすすめです。
おすすめのワケ(選ぶポイント)
- 通信容量を細かく選ぶならLINEモバイル
- 通信速度を重視するならUQモバイル
LINEモバイルとUQモバイルのもっとも違うポイントは料金プランで選べる通信容量の数にあります。
LINEモバイルでは1GBから10GBまでの通信容量が選べ月額料金を安くする事ができますがUQモバイルでは限られた通信容量しか選べない為に月額料金が少し高くなってしまうかもしれません。
ただ通信速度に関してはUQモバイルは数ある格安SIMの中でも抜群に速いMVNOとなっていますので利用する価値のある格安SIMだと言えます。
- 使うスマホに対応しているMVNOの回線を選ぶ必要がある
LINEモバイルとUQモバイルに申し込む時に格安SIMとスマホをセット購入する場合は気にする必要はありませんが。
MVNOのLINEモバイルとUQモバイルの格安SIMでカードを使う場合、2社ともそもそもの利用できる回線が違います。
たとえばドコモのスマホをau回線のUQモバイルで利用しても通信規格が違う為にデータ通信や音声通話ができないなんて事がおこってしまいますし反対の場合のauのスマホをdocomo回線で利用した場合も同じですのでご自身でスマホを準備している場合はスマホの通信規格に合う格安SIMを選ぶようにしましょう。
iPhone7〜の端末にはau回線、docom回線、SoftBank回線で利用できる端末となっています。
ただしSIMロック解除をしてSIMフリーのiPhone端末にする事が条件になりますが通信規格が万能な為におすすめ。
ではLINEモバイルとUQモバイルはどっちが良いのかの結論をみていただけましたので実際の両社の比較をみていきましょう。
LINEモバイルとUQモバイルの比較前のおすすめポイント
LINEモバイルはLINEの年齢認証ができる唯一の格安SIM
- ドコモ回線に対応
- ドコモで利用しているスマホ(スマートフォン)がそのまま使える
- MNP(乗り換え)をしてもSIMカードが届いてから即日開通
- 10分かけ放題オプションが使える
- LINEの年齢認証機能とID検索に対応している格安SIM
- SNSのLINE、Twitter、フェイスブック、Instagramのデータ容量がカウントフリー
- 全てのプランの月額基本料金が初月無料
LINEモバイルは、docomo回線が利用できる格安SIMとなっておりドコモのスマホ端末やSIMフリー端末ならSIMロック解除をしなくてもSIMカードを入れるだけで利用ができます。
またLINEモバイルはSNSのカウントフリーがお得となっており余ったデータ通信量を繰り越しや友達へプレゼントできますしフィルタリングアプリが無料で利用できたりと安心して利用ができる格安SIM(MVNO)と言えます。
UQモバイルはau回線の中では通信速度が速い格安SIM
- au回線に対応
- LTEと4G対応で高速通信ができる
- データ消費がゼロにできる節約モードあり
- 5分かけ放題が何度でもできる
- データ容量無制限プランあり
- 人気アプリが無料
UQモバイル)はau回線が利用できる格安SIMで朝、昼、晩と時間を選ばずにau回線の中では、ダントツに通信速度が速く安定しています。またauのスマホ端末は「auVoLTE」以外のSIMであればSIMロック解除をしなくても利用ができます。
そしてポイントとしては節約モード搭載機能(データ通信ON/OFF)ができる事でSNSや音楽ストリーミングをたくさん利用してもデータ消費がゼロになりお得に利用ができるMVNOとなっています。
LINEモバイルとUQモバイルを徹底比較
LINEモバイル(ラインモバイル)では通信容量が1GB〜利用できるLINEフリープラン3GB〜から利用できるコミュニケーションフリープランを記載しUQ mobile(ユーキューモバイル)では分りやすい通信量量が3GBで利用できる「データ高速プラン」と「データ高速+音声通話プラン」データ容量無制限の「データ無制限プラン」と「データ無制限+音声通話プラン」で比較しています。
LINEモバイルとUQモバイルの料金を比較
LINEモバイル | UQmobile | LINEモバイル | UQmobile | |
プラン | データ通信SIM | 音声通話SIM | ||
1GB | 620円 | ー | 1,200円 | ー |
3GB | 1,110円 | 980円 | 1,690円 | 1,680円 |
5GB | 1,640円 | ー | 2,220円 | ー |
7GB | 2,300円 | ー | 2,880円 | ー |
10GB | 2,640円 | ー | 3,220円 | ー |
データ無制限 UQモバイル のみ |
ー | 2,480円 | ー | 2,680円 |
(※UQモバイルはデータ無制限プランを選んだ場合、通信速度が最大500Kbpsに制限されます。)
3GBの通信量を選ぶ場合はUQモバイルの980円がLINEモバイルよりも月額料金が安くお得となっていますがあまりデータ通信を利用しない方にはLINEモバイルが向いていると言えます。
「UQモバイルはこちらではSIMのみを購入した場合のプランで記載していますが定額通話がセットになっている(おしゃべりプラン・ぴったりプラン)もあります。」
LINEモバイルとUQモバイルの通信速度を比較
これからLINEモバイルとUQモバイルの通信速度をお伝えいたしますが「下り」はダウンロード「上り」はアップロードとお考えください。
- 下り(ダウンロード)とは
ホームページなどを回覧したり画像をダウンロードしたりする事です。
- 上り(アップロード)とは
LINEなどで文字を送信する画像をアップロードするとお考えください。
LINEモバイルの通信速度
2018年2月計測
- ping58
- 下り2.61Mbps
- 上り22.28Mbps
キャリアの平均通信速度が下りで60Kbps後半なのでLINEモバイルの下り2.61KBpsは色々なサイトで言われているほどの速さ(通信スピード)にはほとんどならず、どちらかというと通信速度は遅いと考えても良いと言えます。
(※利用する場所や時間帯によって少しは通信速度が変化する場合があります。)
それにはLINEモバイルが人気の格安SIMとなっている為に利用者が増えた事で通信速度が遅くなったと言えます。
ですのでLINEモバイルの利用者が減った場合には通信速度が今よりも速くなる場合もありますので今後の通信速度に期待ですね。
UQモバイルの通信速度
2018年2月計測
- ping40
- 下り72.02Mbps
- 上り12.91Mbps
ほとんどの格安SIMでは通信速度が5Mbps前後出ていれば良い方なのですがUQモバイルは利用者が多い中、格安SIMでは不便が全くなく速い「下り72.02Mbpsと上り12.91Mbps」になっています。
格安SIMではキャリアから回線を借りているので利用者が増えると通信速度が遅くなる傾向がありますがUQモバイルはKDDIのグループ企業が運営している事もあってかau回線の通信速度については快適に利用する事が可能となっています。
通信速度はどっちが速いか比較した結論
- 通信速度で選ぶならau回線のUQモバイル
LINEモバイルは今の段階では通信速度は、はっきりいって速いとは言えません。
またUQモバイルは利用者が多くなっても通信速度が遅くならず速いままなので、通信速度だけでどちらかを選ぶならUQモバイルがもっともおすすめな格安SIMと言えます。
LINEモバイルのサービスを確認
LINEモバイルはdocomo回線の格安SIM
- docomo回線の格安SIM
LINEモバイルはdocomo回線が使える格安SIMとなっていますのでauとSoftBankのスマホをLINEモバイルで使う場合にはキャリアでSIMロック解除をしないとLINEモバイルを使う事ができませんするがSIMフリー端末かdocomoのスマホ端末であればLINEモバイルのSIMカードを挿れるだけで、そのまま利用する事が可能です。
LINEモバイルの料金プラン
- 500円から安く利用できるLINEフリープラン
LINEフリープラン | 通信容量 | 月額料金 |
データ通信SIM | 1GB | 500円 |
データ通信+SMS | 620円 | |
音声通話SIM (データ通信+SMS) |
1,200円 |
LINEフリープランは通信容量が1GBだけ選べるプランとなっており、ほとんどデータ通信をあまり使わない方に向いている格安のプランとなっています。
- ミドルユーザーのおすすめのコミュニケーションフリープラン
通信容量 | データ通信SIM (SMS付き) |
音声通話SIM (SMS付き) |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
コミュニケーションフリープランは通信容量が3GB〜10GBで選ぶ事ができるのでメールやSNS、ネットを毎日回覧するミドルユーザーから少し動画を観るヘビーユーザーの方に向いているプランとなっています。
- LINE MUSICの通信量が使い放題のMUSIC+プラン
通信容量 | データ通信SIM (SMS付き) |
音声通話SIM (SMS付き) |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
MUSIC+プランはコミュニケーションフリープランと同様で3GB〜10GBまでの通信容量を選べるプランとなっておりますが、LINEMUSICの通信容量が消費しないカウントフリーになっており、音楽やインターネットをたくさん使う方におすすめのプランとなっています。
(ただしLINE MUSICを使うには月額料金750円のオプションの加入が必要です。)
LINEモバイルの通話料金
- 通常の通話料は30秒20円
LINEモバイルでは音声通話SIMを利用した場合の通話料は30秒20円となっています。
ただし音声通話SIM専用のオプションを利用する事で通話料を安くする事も可能となています。
音声通話SIMで利用できるオプション
オプション名 | 通話料 | 月額料金 |
10分かけ放題 | 10分以内無料 10分超過30秒/10円 |
880円 |
いつでも電話 | 30秒/10円 | 無料 |
10分かけ放題は10分間の通話なら何回でも、かける事ができるオプションとなっており10分間の通話時間を過ぎた場合は30秒で10円の通話料(通常の半額の通話料)で電話を安くかける事ができます。
また「いつでも電話」は音声通話SIMのみで利用できるオプションとなっていますが、いつでも通話料を半額の30秒10円で、かける事のできるサービスとなっており通話料を安くしたい方にはおすすめの通話アプリとなっています。
最低利用期間と違約金
LINEモバイルでは音声通話SIMを利用数と最低利用期間は12ヶ月間となっており12ヶ月以内の解約かMNP転出をした場合は9,800円必要になります。
またデータ通信SIMの利用の場合には最低利用期間や違約金などはありません。
LINEモバイルはカウントフリーがもっともおすすめの格安SIM
先ほどご紹介しましたLINEモバイルの料金プランはLINEフリープランなら「LINE」が使い放題「コミュニケーションフリープラン」ならFacebook、Instagram、Twitter、LINEまでもが使い放題になり「MUSIC+プラン」ならSNSとLINEMUSICが使い放題のカウントフリーがお得なプランとなっています。
またカウントフリーの対象なっているLINEやSNSはデータ通信量を使い切った場合でも通信速度が遅くならずに高速で利用する事ができるのです。
例えば!
SNSをメインで使う方にはカウントフリーがあるので3GBの通信容量を選んでおけば通信量が無くなったなんて事がなく安く利用する事ができますし、もしも通信量が無くなってもカウントフリーに対象のSNSは動作が遅くなる事がなく使う事ができるのです。
しかもデータ通信SIMなら月額1,110円から安く使う事ができ。
音声通話SIMなら月額1,690円でLINEモバイルを安く使う事ができる。
ですので月額料金の節約にもなりますね。
LINEモバイルはフィルタリングアプリが無料で使える
他社のMVNOでは有料となっているフィルタリングアプリですがLINEモバイルでは無料で利用できる為に年間の料金を約3,600円前後安くできます。
お子さんをお持ちのご家庭では初めてのスマホを子供に持たす場合フィルタリングアプリが必須になるものですのでこの無料なポイントはかなり大きい設定と言えます。
UQモバイルのサービスを確認
UQモバイルはau回線の格安SIM
- au回線の格安SIM
UQモバイルはau回線が使える格安SIMとなっていますのでdocomoとSoftBankのスマホをUQモバイルで使う場合にはキャリアでSIMロック解除をする必要があります。
ただしSIMフリー端末をUQモバイルで使う場合には、そのままで利用する事が可能です。
UQモバイルの料金プラン
プラン名 | 通信容量/月額料金 | 回線 |
データ高速プラン | 3GB/980円 | au |
データ無制限 1,980円 |
||
データ高速
+音声通話プラン |
3GB/1,680円 | au |
データ無制限 2,680円 |
||
プランS おしゃべりプラン ぴったりプラン |
2GB/1,980円 ・14ヶ月以降 2,980円 ・26ヶ月以降 1GB/月 |
au |
プランM おしゃべりプラン ぴったりプラン |
6GB/2,980円 ・14ヶ月以降 3,980円 ・26ヶ月以降 3GB/月 |
au |
プランL おしゃべりプラン ぴったりプラン |
14GB/4,980円 ・14ヶ月以降 5,980円 ・26ヶ月以降 7GB/月 |
au |
UQモバイルの「データ高速、音声通話プラン」はデータ通信量が使い放題の無制限が特徴のプランとなっており「おしゃべりプラン」は5分かけ放題がセットになったプラン「ぴったりプラン」は60分か180分の無料通話が選べる通話をメインに使う方におすすめのプランとなっています。
UQモバイルの通話料金
「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」と「データ高速+音声通話プラン、データ無制限+音声通話プラン」の通話料は30秒20円となっています。
音声通話SIMで利用できるオプション
UQモバイルでは「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」の場合、月額料金に込み込みで通話サービスが利用できます。
- おしゃべりプランは5分以内のかけ放題が何回でも利用できる(5分超過後の通話料は30秒で20円)
- ぴったりプランは60分、120分、180分の無料通話が選べる
最低利用期間と違約金
- データ高速、音声通話プランの場合
データ通信SIMの利用なら最低利用期間や違約金はありませんが音声通話SIMを利用した場合のみ12ヶ月間の最低利用期間があり最低利用期間内に解約をした場合9,500円違約金(契約解除料)が発生します。
- おしゃべりプラン・ぴったりプランの場合
契約期間(最低利用期間)は2年間の2年縛りとなっており契約満了月に解約をしないと自動更新となっているのでまた2年間UQモバイルを利用しなければならないといったデメリットがあります。
UQモバイルはターボ機能でデータ通信量を消費しないで利用できる
UQモバイルは高速通信をOFFにする事で低速通信で使う事ができます。
その場合、通信速度が送受信最大300Kbpsに制限はされますがデータ通信量を消費せずにSNSやインターネットを節約して使う事ができるのです。
UQモバイルは高速通信の事をターボON、低速通信の事をターボOFFと呼びます。
- 高速通信(ターボON)の通信速度は受信最大225Mbps(データ通信量が消費する)
- 低速通信(ターボOF)の通信速度は受信最大300Kbps(データ通信量が消費しない)
仕組みとなっている訳です。
余った通信容量は繰り越しできデータ容量がない時は追加購入できる
UQモバイルでは余った通信容量は翌月に繰り越しをして使う事が可能となっていますが、通信容量が無くなって通信制限をなんとかしたいなんて場合には「データチャージ」で通信制限を追加購入する事が可能となっています。
- 100MB/200円(90日間有効)
- 500MB/500円(90日間有効)
LINEモバイルとUQモバイルはどっちがおすすめか?(体験談・口コミ)
冒頭でもお伝えしました通りLINEモバイルとUQモバイルはdocomoとauで利用できる回線が違いますので使うスマホ端末の通信規格に合った回線を選ぶ事おおすすめですがスマホを購入して乗り換える方もいらっしゃるでしょうから簡単に結論をお伝えします。
- 格安SIMでSNSをメインで利用するならLINEモバイルがおすすめ
- 通信速度がとりあえず速い格安SIMにしたいならUQモバイルがおすすめ
LINEモバイルは、何と言ってもLINEやSNSが使い放題の料金プランや通話オプションなどのサービスが魅力となっており、UQモバイルは通信量が使い放題になる高速通信のON/OFFのサービスや通信速度がMVNOではダントツで速いのでおすすめとなっています。
実際にINEモバイルとUQモバイルどちらの格安SIMも利用していますが一番初めに感じた事は通信速度についてなのでキャリアから格安SIMに乗り換えた場合の不便さを感じない点ではUQモバイルが利用しやすい格安SIMではないかと考えます。
公式サイト→ LINEモバイル
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